浮気調査の1ヶ月費用は？いくらかかったかの声と主要事務所ごとの費用

浮気調査の1ヶ月の費用相場は、探偵事務所や依頼内容によって差がありますが、平均で35万円から60万円程度です。実際に1ヶ月の浮気調査を依頼した人の声を聞くと、「思っていたより高くついた」という意見が多いようです。ただし、長期間の調査だからこそ、確実な証拠を掴むことができたという声も多いのが実情です。

この記事では1ヶ月の浮気調査にかかる費用の内訳や高くなっていく仕組みを解説しています。また、1ヶ月の浮気調査をするべきか迷う人のために、1ヶ月の浮気調査が必要な人の要素をまとめているので参考にご覧ください。

浮気調査にかかる1ヶ月の費用相場

浮気調査を依頼する際、多くの方が気になるのが費用についてです。特に1ヶ月という長期間の調査となると、どのくらいの費用が必要なのか気になりますよね。ここでは、1ヶ月の浮気調査にかかる費用の相場について、詳しく解説していきます。

1ヶ月の平均的な費用は35万円〜60万円

1ヶ月の浮気調査費用は、依頼内容や調査の難易度によって大きく異なりますが、平均的な費用は35万円〜60万円程度と言われています。この金額は、探偵業界の調査をもとに算出された相場です。

中にはお試しプランなどの価格を安く提供している探偵事務所もありますが、きちんとした調査をするとなると多くの探偵事務所が35万円〜60万円という価格帯で1ヶ月の浮気調査を請け負っていると思って良いです。

しかし、この費用はあくまで平均的な費用であり、調査対象者の行動パターンが複雑であったり、尾行が難しいケース、長時間の張り込みが必要、浮気相手の情報も調べる必要がある場合などは、費用が高くなる傾向にあります。

実際に依頼した人の依頼費用の目安

＼ 調査にいくらか計算してみる ／

調査時間と調査員の人数で大きく変動

浮気調査の費用を左右する主な要因は、調査に費やす時間と、投入される調査員の人数です。

多くの探偵事務所では、調査員の経験や能力に応じて、1時間あたりの調査費用を設定しています。ベテランの調査員の場合、1時間あたり1万5000円〜3万円程度の料金が一般的です。一方、経験の浅い調査員の場合は、1時間あたり5,000円〜8,000円程度に設定されていることが多いです。

仮に1日8時間の調査を行うとすれば、ベテラン調査員を起用した場合は1日あたり12万円〜24万円、経験の浅い調査員の場合は4万円〜6万4000円の費用がかかる計算になります。

また、対象者の行動パターンが複雑で、尾行が難しいようなケースでは、複数の調査員を投入する必要があります。2〜3名の調査員が交代で調査を行うことで、証拠を確実に押さえることができますが、その分、費用も高くなっていきます。

調査方法によっては諸経費が増えるケースも

浮気調査の費用は、調査員の人件費だけではありません。調査方法によっては、様々な諸経費が発生します。

例えば、対象者が頻繁に遠方へ移動する場合、調査員も同行する必要があります。交通費や宿泊費、日当などが発生するため、長期の調査では無視できない金額になります。

また、証拠を押さえるために特殊な機材を使用する場合や、複数の車両を使って張り込みを行う場合なども、追加の費用が必要です。

調査報告書の作成にも、一定のコストがかかります。集めた証拠を整理し、依頼者に分かりやすくまとめる作業は、経験豊富な調査員でも時間を要します。報告書の内容によっては、追加の料金が発生することもあります。

こうした諸経費は、探偵事務所によって料金体系が異なります。中には、調査料金とは別に実費を請求してくるところもあるため、依頼を検討するときは必ず見積書の確認と内訳の説明を聞きましょう。

1ヶ月の浮気調査費用の内訳

浮気調査の費用は、一般的に「基本料金」「調査員の人件費」「諸経費」「成功報酬」の4つの要素で構成されています。それぞれの内訳について、詳しく見ていきましょう。

基本料金が1万円〜5万円程度

多くの探偵事務所では、浮気調査を依頼する際に「基本料金」を設定しています。これは、調査を開始するにあたって必要な初期費用であり、具体的には調査の準備や打ち合わせ、各種手配などに充てられます。

基本料金の相場は1万円〜5万円程度が一般的ですが、探偵事務所によって異なるため、見積もり時に確認しておきましょう。中には、基本料金を設定せず、全ての費用を調査料金に含めている事務所もあります。

調査員の人件費

浮気調査の費用で最も大きな割合を占めるのが、調査員の人件費です。プロの調査員は、依頼者からの指示や提供された情報に基づいて、対象者をマークして証拠を収集します。その際、バレずに性格な情報を収集する調査スキルと豊富な経験が求められるため、人件費は比較的高額になる傾向があります。

調査員の人件費は、1時間あたりの単価で計算されるのが一般的です。経験豊富なベテラン調査員の場合、1時間あたり1万5000円〜3万円程度の料金が設定されていることが多いです。一方、経験の浅い調査員の場合は、1時間あたり5,000円〜8,000円程度と、ベテランの半額程度の料金設定になっています。

諸経費（交通費、宿泊費、機材使用料など）

交通費や宿泊費はターゲット次第

浮気調査では、人件費以外にも様々な諸経費が発生します。例えば、対象者の行動範囲が広い場合、調査員が車両を使って移動する必要があります。その際、ガソリン代がかかります。2024年時点の全国平均ガソリン価格（レギュラー）は170円/Lですので、長距離の移動が必要な調査では、ガソリン代が高額になることもあります。

また、調査対象が遠方へ行く場合に、車を使わず、新幹線や飛行機などの公共機関を使っても交通費は諸経費として精算されます。また、宿泊が必要となれば宿泊費も発生します。長期の調査では、これらの経費が積み重なることで1ヶ月あたりの依頼費用が100万円を超えるケースもあります。

専門器具が必要な場合も別途費用

証拠収集のために特殊な機材を使用する場合、そのレンタル料や購入費用も諸経費に含まれます。高性能なカメラやビデオカメラ、盗聴器発見機など、専門的な機材が必要になることもあります。

成功報酬（証拠が取れた場合）

一部の探偵事務所では、浮気の証拠が取れた場合に「成功報酬」を請求するシステムを採用している場合があります。成功報酬は、基本料金や調査料金とは別に設定されており、事前に合意した金額を支払う必要があります。

成功報酬の金額は、探偵事務所によって大きく異なります。一律の料金を設定している事務所もあれば、依頼内容や調査の難易度に応じて、個別に金額を決定する事務所もあります。

ただし、成功報酬を設定している事務所は多くありません。依頼者からすれば、証拠が取れなかった場合のリスクを負わずに済むメリットがある一方、探偵事務所側は収入が不安定になるデメリットがあるからです。

＼ 1ヶ月の費用を計算してみる ／

主要探偵事務所の1ヶ月の浮気調査費用

探偵事務所名	1ヶ月の浮気調査費用
原一探偵事務所	20万円〜30万円程度
総合探偵社MR	18万円程度
ラビット探偵社	12万円〜17万円程度
HAL探偵社	16万円程度
さくら幸子探偵事務所	35万円程度
RCL探偵事務所	13.2万円程度
あい探偵	10万円〜20万円程度
アイヴィ・サービス	20万円〜30万円程度

1ヶ月の浮気調査費用は、探偵事務所によってかなりの差があることが分かります。最も安いあい探偵の10万円から、最も高いさくら幸子探偵事務所の35万円まで、その差は3倍以上にもなります。

ただし、これらの金額はあくまでも目安であり、実際の費用は依頼内容や調査の難易度によって変動します。例えば、調査対象者の行動パターンが複雑で、長時間の張り込みが必要な場合や、遠方への移動が頻繁に発生する場合などは、費用が高くなる傾向にあります。

また、各探偵事務所の料金体系も異なるため、一概に比較することは難しい面もあります。例えば、基本料金の設定や、調査員の人件費、諸経費の扱いなどは、事務所ごとに方針が異なります。したがって、実際に浮気調査を依頼する際は、複数の探偵事務所から見積もりを取り、料金の内訳を詳しく確認することが重要です。

浮気調査をしてくれる探偵事務所は料金の安さだけでなく、調査の質や探偵事務所の信頼性なども総合的に判断することが必要です。極端に低い料金設定は、調査の質の低下や、追加料金のリスクが発生する可能性もあります。依頼者の立場に立って、適正な料金で質の高い調査を提供してくれる探偵事務所を選ぶことが大切です。

1ヶ月の浮気調査が向いている人

浮気調査の期間は、依頼者の目的や状況によって異なります。中には、1週間程度の短期間で十分な証拠が集められるケースもありますが、一方で、1ヶ月以上の長期間の調査が必要になることもあります。

1ヶ月よりも短い期間で調査を終わらせたい人は、浮気調査をする前にある程度の情報を自分で集めておくことも視野に入れる必要があります。

→自分で浮気調査をする方法はこちら

証拠を確実に掴んで裁判や慰謝料請求を優位に進めたい場合

浮気の発覚をきっかけに、離婚や慰謝料請求を検討するケースは少なくありません。その際、裁判で有利な立場に立つためには、確実な証拠の収集が不可欠です。

特に、配偶者の不貞行為を証明するには、複数回にわたる肉体関係の証拠が必要とされます。単発的な浮気の証拠だけでは、慰謝料の金額が低く見積もられたり、離婚が認められない可能性もあります。

そのため、裁判や慰謝料請求を視野に入れている場合は、時間をかけて入念に証拠を収集することが重要です。1ヶ月の長期調査であれば、複数回の密会の様子を動画や写真で押さえることができ、より強力な証拠を手に入れることが可能です。

長期的な不倫関係を裏付ける証拠を集めたい場合

配偶者が長期的な不倫関係を持っている場合、その実態を知るには時間がかかります。不倫相手との関係が深まっているほど、密会の頻度は低くなる傾向にあるからです。

例えば、1ヶ月に1回程度の頻度で密会している不倫カップルを想定してみましょう。2週間程度の短期調査では、密会の瞬間を捉えることが難しいかもしれません。

一方、1ヶ月の長期調査であれば、複数回の密会をとらえるチャンスが格段に高まります。不倫の継続性を裏付ける証拠を集めることで、配偶者の不貞行為を立証しやすくなるのです。

相手の行動パターンが読めず短期間の調査では十分な証拠が集められない場合

浮気調査を成功させるには、対象者の行動パターンを把握することが重要です。しかし、中には、行動が不規則で、パターンを読むことが難しいケースもあります。

例えば、不定期な出張が多い職種の人や、シフト勤務で勤務時間が一定しない人などは、行動を予測することが困難です。こうしたケースでは、短期間の調査では十分な証拠が集められない可能性があります。

1ヶ月の長期調査であれば時間をかけて対象者の行動を観察することができるので、不規則な行動パターンの中にも、一定の規則性を見出すことができます。それを手がかりに、効率的な証拠収集が可能になるのです。

また、行動パターンが読めない場合、調査員の人数を増やして、24時間体制で監視することも検討しましょう。人手を増やせば、対象者の行動を逃すリスクを減らすことができます。